歯周病治療

歯周病ってどんな病気?

歯周病は、知らないうちに歯ぐきの骨がなくなる病気です。 歯の表面にプラーク(歯垢)が付着し、 その中の歯周病菌が増殖することによって歯を支える土台である歯周組織や骨を破壊し、歯を失ってしまうこともあります。 おもな原因はプラークですが、糖尿病などの全身の病気やタバコを吸うなどの生活習慣が、 歯周病をひきおこしたり悪化させる原因にもなっています。

歯周病の進行

健康な状態

軽度の歯周病

中等度の歯周病

重度の歯周病

歯と歯ぐきのすき間(ポケット)もなく、歯ぐ きがひきしまっています。   歯ぐきが赤く腫れ上がり、歯を磨いたり固いものを食べると出血することもあります。   ポケットの炎症が慢性化して、骨が溶け始めます。口臭もあり、歯が浮いたような感じがします。   歯根を支えている骨がほとんど溶けてしまいます。歯根が露出し、歯のグラつきがひどくなります。

 

歯周組織再生治療

歯周組織再生治療歯周病がある程度進行し、「歯がグラグラする」などの症状が現れると、元の健康的な状態に戻すことが非常に難しくなってきます。すでに溶けてしまった顎の骨は元には戻らないのです。ですから、従来では歯がグラついた際の治療には周囲の歯と金属で固定する方法や、抜歯をする方法が一般的でした。

しかし、現在の高度最先端治療では骨の再生を促す治療法が採用されています。

その代表的な治療法としては「GTR法」「エムドゲイン」があります。

GTR法 エムドゲイン
歯の周りに「メンブレン」という特殊な膜を張り、
吸収されてしまった顎の骨部分に歯肉が入り込むのを防ぎ、歯周組織の再生を促す治療法です。
吸収されてしまった部分に直接、歯周組織の再生を促す薬剤を塗布する治療法です。

治療費

歯周病 再生治療 1歯¥40,000 +税

 

歯周病と全身疾患との関係

歯周病を放置すると、心臓病、脳の血管障害、糖尿病にもなりやすくなります。

脳 卒 中 動脈硬化を引き起こすことが原因で起きます。
肺 炎 高齢の方では、物がうまく飲み込めなくなり、歯周病菌が肺に入ってしまい、増殖して肺炎を起こします。
心臓病 歯周病菌の作り出す物質が血液中に流れ、冠状動脈の壁を肥厚させ、血管がつまり動脈硬化を起こすのではないかと考えられており、心筋梗塞や狭心症を引き起こす原因となります。歯ぐきの健康な人にくらべ、2.8倍の危険率があります。
糖尿病 インスリンの働きを抑える物質が歯周病の場所に大量に集まっているマクロファージという細胞から出されます。
また、肝臓の糖の分解を抑え、すい臓のインスリン分泌障害を起こすといわれます。
重症の歯周病の場合、軽症の人にくらべ、2年後に糖尿病が悪化している率が5倍高くなります。

 

糖尿病とは…

インスリン(栄養になる糖分を細胞内に取り込むようその細胞に指令を出す)の働きが悪いため、細胞が栄養不良になり体の抵抗力が落ちてしまう病気。
また、利用されない糖分が血液中にたまり、血管や神経に障害が出ます。
50歳以上の15~20%の方が糖尿病が強く疑われるといわれています。